Stringifyの使い方についてのサイトが少ないので書いてみました。
ちなみに、GenymotionではGooglePlayからのインストールはできませんが、apkを直接インストールすれば利用可能です。
では始めましょう。
まずアプリをインストールします。
起動してサインアップします。
このくらいまでは普通にやってください。説明いらないですよね。
必要なら追加しますが。。。
Stringifyって?
まずStringifyについてですが、IFTTTと違って、
xxxだったら、yyyをやって、zzzをやって、aaaをやる
といった感じで、複数の処理を一度に実行できます。
なので、
複数のリモコンコマンドを1つの操作でできてしまう
んです。
すごいですよね、これって。
画期的ですよね。多分。
ま、いいや、早速その連続処理を実現していきます。
連続処理はStringifyではフローと呼びます。
フロー設定
Stringifyを立ち上げたら、まず、「Flows」をクリックします。
ここではすでに、フローをいくつか設定していますが空っぽだと思います。
右下の「+」ボタンを押して「Create a new flow」をタップします。
説明が3ページほどあるので一応読んで「GOT IT!」をタップ。
するとこんな画面が出てきます。
下の中央の「Tap ‘+’ to ….」の下の「+」ボタンが隠れているので、説明文をタップで消して「+」ボタンを押します。
処理の流れは
GoogleHome -> IFTTT -> Stringify
とする必要があります。
また、リモコンコードの送信はRM Bridgeを利用するのでwebhookになります。
webhookはロボットのアイコンです。
その前にThingsの設定
あ、もしかしたらこの画面にIFTTTとロボットのアイコンがないかもです。
その場合は、アプリのトップ画面からThingsを追加する必要があるので「Things」をタップし「+」で追加します。
「Add a new thing」をタップすると、選択画面が出てくるはずです。
Genymothonではなぜか表示されないので、画面が取れませんでしたが、IFTTTとロボットを探してきます。
IFTTTとロボット(Connect:Maker)がThingsの中に表示されるようになったら、Flowsの設定をしていきます。
さっきのところまで戻って、IFTTTとConnect:Makerを選択し「Done」します。
するとこんな画面になります。
(もしかすると説明画面が表示されるかもしれません。その時はスキップします)
フローをかく
さて、ここからフロー(処理の流れ)を書いていきます。
IFTTTトリガの設定
まず、IFTTTをどこかの丸に、そしてロボットをその右にドラッグ&ドロップします。
こんな感じ。
次にIFTTTをタップして設定をしていきます。
ここではIFTTTからこのフローを呼び出すか、それともIFTTTのアプレットを実行するかを選択します。
今回は
GoogleHome -> IFTTT -> Stringify
にしないといけないので、このフローをIFTTTから呼び出すように設定するので「Triggers」をタップします。
おそらく最初から選択されているので、画面は何も変わらないです。
続いて「IFTTT Applet runs this Flow」をタップします。
IDが出てきますが、これは後で使うのでそれとなく覚えておいてください。
最後に「SAVE」をタップして設定を終了します。
IFTTTトリガの設定ができました。
webhook(リモコンコード)アクションの設定
次はwebhookの設定をします。
ロボットアイコンをタップするとこんな画面が出てきます。
今度はトリガではなくアクションなので「Actions」を選択します。
こんな画面が表示されます。
RM BridgeはGETで送信するので「Send an HTTP GET」をタップします。
URLを入力する画面が出てきますので、RM BridgeのURLを指定します。
Basic認証を設定している場合は「Authentication type」を変更して設定します。
こんな感じで入力。
できたら「SAVE」で保存します。
それぞれの設定ができました。
トリガとアクションのリンク
トリガとアクションの設定ができたので、今度はこの2つをつなげていきます。
IFTTTをロボットにドラッグ&ドロップします。
IFTTTドラッグすると黄色い丸が現れますので、それをロボットアイコンにドロップします。
トリガとアクションのリンクができました。
名前設定
次に名前をわかりやすい内容に変更しておきます。
最上部の「Name your flow」をクリックして変更します。
変更したら「DONE」で保存します。
フロー有効化
最後に右上のハンバーガ?、「・・・」が縦に並んでいるメニューをクリックして、フローを有効化します。これをしないと使えません。
有効化、っと。
できた。
完了したので、「x」ボタンで編集画面を終了させます。
これでフローができました。
タイマーの設定
一旦これで流れは作れたのですが、コマンドを連続で送信する場合、webhookとwebhookの間には待ち時間を入れる必要があります。
これは「Timer」で設定します。
同じ要領でTimerを持ってきて、設定してリンクします。
こんな感じ。
ちなみに1秒以下は設定できないようです。
1秒でもなんとか我慢できる範囲かな。
ちなみに
テレビの電源をつける -> タイマー -> 何かする
の場合は、2秒ほど待ったほうがいいと思います。
IFTTTからのStringifyフローの実行
あとは、IFTTTでこのフローを起動してあげるだけです。
IFTTTでは
トリガ:google assistant
アクション:Stringify
に設定して、
google assistant:Say simple phrase
Stringify:Run a Stringify Flow を選択して、Which Flow?でさっき作ったフローを指定
します。
1つのフローに1つのIFTTTであればさっき「それとなく覚えておく」といったIDは覚えてなくていいです。
IFTTTのStringifyの設定は、
こんな感じです。
これでアクションを作成して、アプレットを保存すれば完了です。
できた
私の家にある扇風機はたまたまリモコン付きでした。
でも、扇風機をONにすると首振りをしてくれないし、前に首振りをしていても必ず止まるので、
Stringifyで
電源ONのコマンド送信 -> 1秒待つ -> 首振りのコマンドを送信
というフローを作って
GoogleHome -> IFTTT -> Stringify
でリンクして、
「ねぇ、google、暑いよ」
で扇風機をつけてもらっています。しかも勝手に首振りしてくれる。
これで自宅の家電の連続操作ができるようになりました。
ちなみに、我が家ではよくテレビの字幕をONにするのですが、それが嫌な時があります。
この操作は、
テレビのメニューを表示させる -> 字幕を選択する -> ONをOFFにする
という操作が必要になりますが、これもStringifyで解決しました。
他にも、
- テレビのボリュームを3つ下げる/あげる
- テレビの入力切替を3つ目にする
などのフローを作っています。
テレビの入力切替の問題
あ、テレビの入力切替って、ループ式?なテレビ多くないですか?
TV -> HDMI1 -> HDMI2 -> HDMI3 -> TVに戻る
て感じで。
この辺りの操作をうまくやる方法はまた次回にでも。
あ、あとこのアプリ、
・Webからは閲覧できるが設定できない
・iOSアプリは日本では利用できない
という制約付きです。
ですが、かなり使えるサービスですので、ぜひ使ってみてください。
じゃ、また。