hass.ioをカスタマイズしていきます。
その前に、カスタマイズをしやすくするために、ブラウザからコンフィグファイルを設定できるよう、configuratorというaddonを入れたいと思います。
Configuretorアドオンのインストール
hass.ioの左メニューのHass.ioからConfiguratorアドオンをインストールします。
この辺りは画面を見ればわかるので割愛しますが、
Hass.io -> ADD-ON STORE -> Configurator -> INSTALL
でインストールできます。
困った、ポートが・・・
でその後、設定に入るのですが、ここで重大なことに気づきます。
hass.ioとconfiguratorは別コンテナで動きます。
それだけならまだいいのですが、hass.ioとはまた違ったポートが必要になります。
3218ポートがデフォルトで利用され、LANからは
などとして(上記のIPはラズパイのIP)接続する必要があります。
そうなるとせっかくドメインを取得してDNSも設定したのに、、、
これじゃあ、外から利用できないです。
コンフィグファイルなので外から設定できない方がいいのですが、SSLかつbasic認証してるならできてもいいです。
で、これを解決するには、hass.ioと同じくapacheでproxyを設定してあげる必要があります。
さらに、証明書を新たに取る必要が出てきます。
この辺りはまた次回にでも。
Configuratorアドオンの設定
設定は簡単で、インストールした後の画面にConfiguretorのConfigパネルが出てきますので、そこでアドオンの設定を行います。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 | { "username": "admin”, "password": null, "certfile": "fullchain.pem", "keyfile": "privkey.pem", "ssl": false, "allowed_networks": [ "192.168.0.0/16", "172.30.0.0/16" ], "banned_ips": [ "8.8.8.8" ], "banlimit": 0, "ignore_pattern": [ "__pycache__" ], "dirsfirst": false, "enforce_basepath": false } |
username、passwordはConfiguratorにアクセスする際のbasic認証のidとパスワードです。
デフォルトのままではなくちゃんと変更しておきます。
その下の3行はSSLに関する内容ですが、SSLはapacheで設定していますし、証明書はラズパイ本体で管理しますので、こっちはデフォルトのままでOKです。(certfile, keyfile, ssl)
次の1行では許可するネットワークを設定します。
私のLANは192.168.10.0系なのでそのままでいいです。
あとその下の172.30のネットワークですが、これはdockerのネットワークで利用しているので必ず必要です。
私は、なんだこのIPは?? と思って削除してしまい、接続できなくてどハマりしました。
(半日無駄にしました)
設定できればSTARTで開始します。
これでわざわざdockerに入らなくてもブラウザ上からconfigファイルを編集できるようになりました。