今回は、スマート家電統合環境であるhass.ioをインストールします。
これを導入することで、おうちを本当に「スマートホーム」化することができます。
Node-REDと連携できたり、管理画面(web)をカスタマイズしたものに置き換えたりできますので、簡単に各IoT機器を連携できたり、ラズパイに液晶をつけて管理コンソールにしたりもできます。
ラズパイじゃなく安いタブレットでも購入して壁に設置したりしてもいいですよね。
これ、完全にスマートホームです。
とうわけで、これからhass.ioをラズパイにインストールしていきます。
と、その前に、hass.ioとHomeassistantの違いですが、
簡単に言うとhass.ioの方が拡張性がある。と考えてもらっていいです。
dockerコンテナとして入るので。
手順は下記の通り:
hass.ioのインストール
その他設定
です
hass.ioのインストール
では早速始めましょう。
公式サイトの手順に沿って進めます。
イメージをSDに焼いてしまう方法と、hass.ioだけをインストールする方法がありますが、私は後者で進めます。
それはなぜかと言いますと、googlehome-identifierなどを入れてGoogleHomeを喋らせる環境も欲しいからです。
上記リンクの
Alternative: install on generic Linux server
以降の箇所を参考にしていくのですが、ここで、
apparmor-utils
apt-transport-https
avahi-daemon
ca-certificates
curl
dbus
jq
network-manager
socat
software-properties-common
などが必要とのことなので、まずはこれらからインストールします。
すでにインストールされているものもあるかと思いますが大丈夫。
一気にいきましょう。
1 | sudo apt-get install -y apparmor-utils apt-transport-https avahi-daemon ca-certificates curl dbus jq network-manager socat software-properties-common |
あとdockerも必要なのでこれも入れます。
1 2 | sudo su curl -sSL https://get.docker.com | sh |
そしてそのままhass.ioを入れます。
1 | curl -sL https://raw.githubusercontent.com/home-assistant/hassio-build/master/install/hassio_install | bash -s -- -m raspberrypi3 |
[Info] Run Hass.io
と出たらインストール完了です。
ログインパスワードとタイムゾーンの設定
1 | sudo docker exec -it homeassistant /bin/bash |
でhass.ioのイメージにログインして、
1 | vi /config/configuration.yaml |
タイムゾーンとパスワードを変更します。
1 2 | time_zone: Asia/Tokyo api_password: xxxx |
この時、スペースの数を気をつけてください。yamlファイルはインデントが重要な鍵を握ります。
apacheリダイレクト
お次はapacheのリダイレクト設定です。
これはやらなくてもhass.ioは利用できますが、外からアクセスできるようにしておきたいですよね。
なので設定していきましょう。
ウェブソケットをトンネルする必要があるので、モジュールを追加します。
1 | sudo a2enmod proxy_wstunnel |
で、設定は以前先走って書いている通りです。
こちらを参考にしてください。
最後にapache2を再起動して完了です。
1 | sudo systemctl restart apache2 |
以前一度Homeassistantをdockerなしでインストールしたんですが、その時は左メニューの「Hass.io」が出てきませんでした。
これでいろいろカスタマイズができます。
[…] hass.io インストール。 […]
はじめまして。
こちらで紹介されている方法でインストールしたDockerをアンインストールする方法はあるのでしょうか?
ありましたら、ぜひ教えていただきたくお願い申し上げます。
こちらで紹介されている方法でHass.ioを導入し、しばらくは使えていたのですが、急にラズパイが不安定になり、Dockerの導入からやり直してみたいと思っております。